2015年07月30日

外国人向け医療サポートサービス mediPhone

皆さん、外国人の方々が日本で医者にかかるのって、すごく大変なこと、ご存じでしたか?

医療機関を受診しにくい理由
・どの医療機関を受診したら良いか分からない
 ー病院?クリニック?何科?

・日本の健康保険制度が分からない
 ー費用がいくらかかるのか分かりません

・言葉が通じない
 ー外国人の全てが英語を話せるわけではないし、日本の医師の多くが英語で診療できない

実際に、ナビタスクリニックに受診された方の話です。
フィリピン人で、日本の男性と結婚し、日本で暮らしています。
母国語はタガログ語で、英語は少し話しますが、ディテールまでは伝えられません。
夜になると息が苦しくなる、とのことで喘息として治療を受けてきましたが、改善しません。
時間をかけてよくよく話を聞いてみると、夫から暴力を受けていて、夫が帰ってきて家にいる夜間は、パニック発作が起きている、ということが分かりました。

日本語が上手に話せない外国人妻が受診する際には、日本人である夫が通訳として同伴されることが多いです。そのような場合、このような事実をインタビューにより聴取することは不可能です。

また、外国人が沢山勤める工場のある地方では、会社の通訳がついてくれることがあります。でも、プライベートな話や性感染症などのことは、話しにくいですよね?

そこで、気軽に第三者による医療通訳が受けられる方法は無いか?と考えました。
Japan Institute for Global Health さんと協力して mediPhone を開発してきました。
mediPhone は多言語で電話を使って医療通訳が受けられるシステムです。
スクリーンショット 2015-07-30 10.53.30.png

とても便利なシステムで、すでに多くの医療機関に契約いただいてます。

いままでは、医療機関が契約していましたが、このたび個人が契約して mediPhone を利用いただけるようになりました。これならば、受診する医療機関が契約していない場合も、安心して利用できます。普段は外国人が来ないような地方で、体調不良時にどの医療機関でも受診できるようになりますから、利便性が格段にアップします。
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受診したくても出来なかった、日本にお住まいの外国人の皆さんが、安心して過ごせることを願っています。

プレスリリースはこちら
posted by 久住英二 at 11:03| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
勉強になります。
確かに、言葉の壁は問題ですね。
私もギリシャ人、ウクライナ人などの診療経験がありますが、大変でした。
mediphoneはコストが高くないですか?
Posted by 前田正彦 at 2016年06月15日 16:58
コメントありがとうございます。
コストは高くありません。月額定額利用ですから、何件利用するか、によりますが。
言葉が通じないことでの無用な誤解、紛争を防止するのに有用と考えております。
Posted by 久住英二 at 2016年06月22日 08:48
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