2014年12月07日

巡回診療について参議院厚生労働委員会での動き

巡回診療について、動きがあるました。


巡回診療は「無医地区」を対象としたものである、との通知が昭和37年にでています。現代の社会状況にフィットしていないとの批判が常々ありました。平成21年に新たな通知がありましたが、現状では、自治体の判断に任されており、担当者(おもに保健所長)の裁量で決められています。


2013年に風疹が大流行しました。風疹の免疫がないのは、おもに24歳以上の男性であり、2013年の大流行も、患者のほとんどは男性でした。この世代は働いている人が多いため、会社を休んで予防接種を受けてもらうのは難しく、接種が浸透せず、免疫がないまま、になっていたからです。


じゃあ、企業で集団接種したらいいじゃん!と考えて、あちこちの企業様に話を持ちかけ、巡回診療を実施しました。そもそも、ナビタスクリニックは、忙しく働く現代人は機能的「無医状態」にあると考え、皆が医療を受けられるよう、診療をおこなってきました。こんなおかしな話を放っておけるはずがありません。


巡回診療で、いくつかの企業様で MR(麻疹風疹混合)ワクチンの集団接種を行いました。

http://www.nhk.or.jp/seikatsu-blog/400/157102.html

http://kenko100.jp/articles/130607002300/


しかし、自治体によっては「当市内には無医地区は存在しない」と巡回診療届けの受理を拒否されます。都内でも区によって対応が異なります。まったくおかしな話です。


この巡回診療に関して、大きな動きがありました。
11/4 参議院の厚生労働委員会で、東徹議員がインフルエンザの集団接種を巡回診療で行うことについて質問し、塩崎厚労大臣が答えています。詳しくは参議院中継をごらんください。

解散し、新たな内閣で誰が厚労大臣になるのかわかりませんが、この動きが続くことに期待しています。

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posted by 久住英二 at 00:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする