2014年07月09日

ストップ風疹プロジェクト

昨年大流行した風しん、流行が終わって、もう関係ない、とお考えの方が多いのでは?

実は、流行していない時期に、ワクチン接種を粛々とおこなっていくことが大切なのです。
しかも、その効果は『そういえば、あれから風しん流行してないよね』ということでしか確認しようがありません。

・・・何とも実感に欠けますよね。
『ワクチンしなくても、流行しなかったのでは?』という意見は、当然ながら出ると思います。

そんな空気の中、神奈川県では愚直に風しん撲滅作戦を展開しています。
kanagawa.jpg


しかも、話題の産婦人科マンガ『コウノドリ』さんとのコラボレーション!
市民に伝わりやすい取り組みは、メディアで活躍されていた黒岩知事ならでは、でしょうか。
KOUNODORI_ページ_1.jpegKOUNODORI_ページ_2.jpeg


MR(麻疹風疹混合)ワクチンを接種すると良いのですが、なかなか働いていらっしゃる方々は、医療機関に行きにくいですよね?
ということで、私は医師が企業を訪問して、集団接種をするのが効率的だろうと考え、実践しています。

ナチュラルサイエンス様での集団接種の模様
natural_science.jpg


国立感染症研究所による『職場における風しん対策ガイドライン』でも、巡回診療により、職場で集団接種するなど、接種を受けやすい環境整備をするように書かれています。

これまで、ナビタスクリニック東中野から、江東区、渋谷区、千代田区の企業様で集団接種をおこなってきました。
都度、中野区と接種実施企業のある区の保健所さんには、巡回診療届けを受理していただいてます。
これから実施予定の大田区でも、保健所さんから指導いただいて、実施できることになっています。

残念ながら、神奈川県の中心をなす政令指定都市、川崎市や横浜市では、巡回診療でのMRワクチン接種ができません。
保健所が巡回診療届けを受理しないからです。

川崎市では、巡回診療によるワクチン接種は、緊急事態に限る、という考えのようです。
翻って考えると、川崎市の保健所は、今回の風疹流行は緊急事態とは考えていない、ということです。

巡回診療届けは、届けを提出するば良いだけ、なのですが、行政は『届けを受理しない』という荒技を使います。
裁量行政の最たるものです。

保健所は、市民の健康を守るためにあるはず。
巡回診療で事故が起きることを恐れ、市民の健康を犠牲にしているように感じられます。

これを変えられるのは川崎市長、横浜市長です。
リーダーシップに期待しています。

posted by 久住英二 at 06:00| 東京 ☁| Comment(0) | ワクチンの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月08日

ブログをはじめました

こんにちは、理事長の久住です。

ホームページのリニューアルに合わせて、ブログを始めました。

健康に関することや、世の中のことに対する感想、読んだ本など、ホームページでは書けないことを書いていきますので、お暇なときにでも読んでいただけますと幸いです。


今日は、話題の本の紹介です。

calorie0.jpg


クリニックの待合にも置いてあるので、皆さん待っている間に、よく手に取られているようです。


人工甘味料自体はカロリーゼロなのですが、体のインスリン分泌を促すので、空腹感が増し、結局糖質をとってしまい、最終的には太ってしまう、というお話が、分かりやすく解説されています。


著者の大西先生とは、血液内科時代に、一緒にお仕事させていただいていました。

いまはハーバードで栄養に関する基礎研究をおこなっていらっしゃいます。

丁寧な論文の読み込みには、頭が下がります。


ロバスト・ヘルスにも連載をお持ちです。


ぜひ『カロリーゼロにだまされるな』をお読みいただき、日々の健康管理にお気をつけ下さい。
posted by 久住英二 at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする